成蹊大学新聞会ブログ

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教授の対談3

お待たせいたしました。

対談の全貌―第3弾です★

 

▼若い人に担ってほしい
記者:ハモニカ横丁は残ってほしいですよね。
:効率的にどうなんだろう。
:今はだいぶ経営者が入れ替わって、古いながらも新しいテイストの店が増えているから、うまくいってますよね。
:店長がみんな若くなったよね。あの雰囲気がなくなったら…高級な店がずらっと入るんだろうな。
:駅前の超一等地ですから。
:そしたら池袋・新宿と変わらなくなる。もうああいう戦後闇市みたいなのあんまりないよな。
:一回壊しちゃったらそれっきりですよね。
:まぁ戦略的に残しておけばいいんじゃないかな。
:火事とか出さないといいですけどね。
:怖いね。この前もあった。
:成蹊生が防火隊を作って見回りしてもいいぐらい。
:いいかもしれないな。ハモニカ横丁の会長が、元気のいい学生がいたら店貸すよって言ってたよ。
:本当に?
:うん。うまくやって学生が代々伝えていって火の見回りを学生がしたりね。
:おもしろいな。新聞会のサテライトでどう?(笑)
:都市観光とかも吉祥寺でやろうとしてるけど、そこでも若いやつが担えばね。
:観光ボランティアは大学生がやったらおもしろいかも。成蹊大だけじゃなくて吉祥寺の街とその一帯とかね。
:まち案内所があるけど、前にゼミ生が登録してやったことがある。でも学生は4年でいなくなるからしっかり引き継ぎしないと。
:僕は学生が吉祥寺の中に入って色んなことをやるようなきっかけがあるといいなと思ってて。文学部の「メディアリテラシー実習」はそのきっかけのひとつなんですけど、高田先生の「武蔵野地域研究」で実際の商店会の人と何か一緒にやってみるのもいいですね。吉祥寺観光のガイドを学生がやったりすると、学生も今以上に吉祥寺を知れると思うんだ。大学が吉祥寺にあるから通ってるけど、普通のお客さんと同じように通り過ぎるだけの人もいるよね。そうじゃなく、せっかくこの場で学んでるのだから、もっと地域の一員として街に積極的に関わっていくきっかけがあればね。やってみたい学生はいると思う。
:観光機構とハモニカ横丁。やってみましょうかね。

 

▼吉祥寺に期待すること
:今はハード面で色々やってるよね。だからソフトの面で、さっきのコミュニティの話みたいに人のつながりをもっと密にしてほしいね。例えばムーバスは、地域のバスだから、お年寄りがいたり顔見知りがいたりするよな。そういうところで挨拶できる関係とかね。吉祥寺に降りた時に暖かい雰囲気があるといいんじゃないかなぁって。今もあるけどね。
:ハードの方はあんまりかっちりしすぎない方がいいですよね。良くも悪くも、吉祥寺はゆるいところがいいんで。ゆるいところにいろんな人が集まってきて、それぞれの居場所をみつけて活動していく。吉祥寺で生活していくことで街が活性化していくと思うんだよね。好きなお店でもライブハウスでも本屋でもバイト先でもなんでもいい。大学生活は短いから、一生の思い出になるような経験をしてほしい。ただ通り過ぎるだけじゃなくて、吉祥寺の中で時間を過ごせるような場所をみつけてほしい。
:居場所があると関係が密になれる。
:大学生が街に関われる最初に入口となれる仕掛けがあったら、今以上に街の中で色々やってく気になるよね。
:新学長の亀嶋さんもそういうこと言ってるよね。
:学長もどんどん地域に出て行って学校と地域のつながりをつけるつもりですよね。
:いろんな目が吉祥寺に向いている。今はそういう時期なんじゃないかな。

 

 

以上で「対談の全貌」は完結です★

実際の対談は1時間半近くに及んだので、それを全て文字にしたらとてつもないことになっていたでしょうicon

また機会があったら、取材の裏側などを報告していきたいと思います。

それではまたiconiconicon