成蹊大学新聞会ブログ

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関東大学ラグビー対抗戦Bグループ vs学習院大学

ほぼ1年ぶりに書きます。引退したコカジです。

今日は本学のラグビー部が参加している関東大学ラグビー対抗戦Bグループ、リーグ最終節の

学習院大学戦を熊谷ラグビー場まで見に行ってきました。

いつもですとここは遮蔽物が無くて風の強い球場なのですが

今日は偶然風があまり吹かず、とても穏やかな陽気でした。

今回はリハビリも兼ねて専門用語バリバリなので読む方は「続きを読む」からどうぞ。

 

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試合は相手ボールでキックオフ。

開始直後は動きが硬くATではパスミスが多々あり

ポイントを作ってはノットリリースを取られるなど全体的にテンポが悪い状態が続いた。

しかし前半6分、自陣ゴール前に攻め込まれた際の連続DFで体がほぐれたのか

ドロップアウトで蹴り返した際の相手のパスミスにキックチェイスがなだれ込み、

6番(FL)井上が相手に刺さる鋭いタックルを見せるなどDFから試合のテンポを掴み始める。

 

前半12分、敵陣22m中央付近のラックサイドに

1番(PR)三浦嶺がスピードをつけて走り込みハンドオフで1人を軽く弾くと

スピードに乗ったままステップを切りDFを躱して本日初のトライ。

その後のゴールキックも成功し7-0とする。

 

その直後前半14分、ハーフライン付近で激しいDFからラッシュをかけ、

こぼれた球を8番(No.8)三浦豪が深く蹴り込むと自らキックチェイスに走り

2人いるDFを追い抜いてトライゾーンでボールをキャッチしそのままグラウンディング

2本目のトライのゴールキックは外し12-0

 

ATでの強さは出るものの小さいミスからDFにまわることが多く、

ペナルティを取られた際のセットの遅さからトライこそ取られないものの

単発で大幅なゲインを許す場面がちらほら見られた。

自陣ゴール前に攻め込まれるもDFで粘り続け、

相手のペナルティからタッチキックで陣地を挽回する展開を繰り返し

そのまま12-0で前半を終える。

 

 

後半は交代で入った22番(WTB)糸賀がキックオフから早々

右5mライン上を大幅にゲインしラックサイドに4番(LO)三浦圭が走り込み突破してトライし19-0とする。

後半6分、15番(FB)松井が自陣22m左サイドに大幅にゲインされてしまっていたところを

強いタックルでタッチに弾き出すなどした。

 

後半に入り2番(HO)竹内のスピードに乗ったこじ開けるような突破による大幅なゲインを起点に

ラックから流れるような連続攻撃でサポートが隙間を抜けるように突破、

という良いリズムを掴みトライを重ねた。

また、FWは後半20分から徐々に半分ほど選手交代させた際に1本トライを返されてしまったものの、

後半24分には敵陣ゴール前では一気に押し切りスクラムトライを決めるなど層の厚さを見せた。

 

ロスタイム4分のラストワンプレーで12番(CTB)町田がペナルティをもらったところを

速攻で15mライン上を縦に突破しダメ押しのトライを叩き込み

スコアを48-5としたところで試合終了となった。

 

 

ゴール前まで迫られた際にラックサイドやモールで押し返すなど

局所でのDFに強さを見せるがDFラインに人数差が生じやすく、

ワイドに展開されて危うい場面や

短めのパントキックでラインの裏を取られて慌てる場面が多々見られた。

連続攻撃を受けた際などミスマッチの発生しやすい状況に対応する為にも

FWを含めた組織的な動きに課題が多く残されていたのではないだろうか。

 

 

 

 

これにより本学はBリーグを全勝、1位で終了したため2週間後のAリーグの最下位チームとの入れ替え戦へと進みます。

 

次は12月9日(日)、今日と同じ熊谷ラグビー場にて行われます。